

カフェに集う芸術家―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで
19世紀後半のパリ、マネや後に印象派と呼ばれる芸術家たちはカフェに集い、議論を戦わせました。当時のカフェやキャバレー、ダンスホールは、飲食や娯楽を楽しむだけでなく、人々が交流し、新たな芸術が生まれる場所でした。本展では、マネ、ゴッホ、ロートレック、ピカソによる名作の数々、そしてバルセロナが誇る日本初公開のカザス作《マドレーヌ》を加えた約130点から、“カフェ”で生まれた芸術の広がりを展観します。


弘法大師生誕1250年記念特別展「空海と真言の名宝」
真言宗の宗祖・弘法大師空海の生誕1250年を記念し、真言宗十八本山および関係寺院が所蔵する国宝・重要文化財を含む寺宝が一堂に会する展覧会です。空海ゆかりの名宝や密教美術、密教図像を通して、空海の教えが日本全国に広く浸透し、その教えを守り伝え続けた1200年もの長きにわたる歴史を実感できるでしょう。 [2, 4, 5]


開館50周年記念 山口華楊展
日本画家・山口華楊(1899-1984)は、西村五雲に師事し、主に動物を主題とした作品で頭角を現しました。本展では、SOMPO美術館が収蔵する華楊の代表作3点を中心に、初期から晩年までの画業を通覧します。京都ではなじみ深い山口華楊ですが、東京では27年ぶりの回顧展となります。


版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト
17世紀オランダの巨匠レンブラント・ファン・レインの版画家としての一面に焦点を当て、彼の版画作品とその革新的な表現、そして後世(17〜20世紀)の芸術や文化に与えた影響を紹介する大規模な展覧会です。レンブラント・ハウス美術館と国立西洋美術館のコレクションを中心に、国内外から約130点の作品が一挙に展示され、版画史におけるレンブラントの影響を多角的に検証する、国内初の試みとなります。


ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―
20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)の国内では約10年ぶりとなる回顧展です。オーストリア・ウィーンに生まれ、1938年にイギリスへ移住して制作を続けたルーシー・リーは、ろくろから生み出される優雅なフォルム、象嵌や掻き落としによる繊細な文様、豊かな色彩の釉薬表現によって、高い評価を受けています。本展では、国立工芸館(金沢)に寄託された井内コレクションをはじめ、国内に所蔵される貴重なルーシー・リー作品が一堂に会し、その創作の歩みを制作初期から円熟期までたどります。また、ウィーンで出会ったヨーゼフ・ホフマン、イギリスで交流したバーナード・リーチ、ハンス・コパー、濱田庄司らの作品もあわせて展示し、リーの造形の源泉や作品に表された信念に迫ります。


ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ
パリ国立ピカソ美術館が所蔵する約80点のパブロ・ピカソ作品を、英国のファッションデザイナー、ポール・スミスが会場レイアウトを考案し展示します。ピカソの初期から晩年までの作品群を緩やかな時系列で展観する、アートとデザインが融合したこれまでにない展覧会です。本展は、2023年にパリで開催されたピカソ没後50周年記念の特別展を基にした国際巡回展です。


大ゴッホ展 夜のカフェテラス
本展は、世界中で愛される画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の代表作と、同時代の印象派の作品を集めた大規模な展覧会です。オランダのクレラー=ミュラー美術館が所蔵するコレクションから作品が選ばれ、東京会場では2期にわたって開催されます。第1期では、ゴッホのオランダ時代からパリ時代、そして傑作《夜のカフェテラス》を描いたアルル時代までの画業前半に焦点を当て、約60点の作品が展示されます。また、モネやルノワールといった同時代の印象派巨匠の作品も紹介されます。


ロン・ミュエク
革新的な素材や技法、表現方法を用いて具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家ロン・ミュエクの個展です。人間を綿密に観察し、孤独、脆さ、不安、回復力といった内面的な感情や体験を巧みに表現した作品が展示されます。実際の人物よりもはるかに大きく、あるいは小さく造形された彫刻は、神秘的でありながら圧倒的な存在感を放ち、私たちと身体との関係や存在そのものとの関係を問いかけます。初期の代表作から近作まで11点が展示され、そのうち6点は日本初公開です。また、フランスの写真家・映画監督のゴーティエ・ドゥブロンドによる、作家のスタジオと制作過程を記録した貴重な写真作品と映像作品も併せて公開されます。
























